団員インタビュー

消防団名

恵那市消防団

団員歴

4か月

団員階級

団員

職業

会社役員

年代

20代

インタビュー年月

2025年10月

恵那市消防団で初めて分団に配属された女性団員。なぜ、女性消防隊ではなく、分団に入団されたのか?入団のきっかけや今後の抱負などについても伺いました。

「消防団活動で、色々な人とつながりができてうれしいです。今後は、操法大会にも出場したいです。」

Q1 なぜ、消防団に入ろうと思われたのですか。

 私は、生まれも育ちも恵那ですが、しばらく県外に住んでいました。今年6月に恵那に戻ってきて、せっかく恵那に戻ってきたのだから、地域貢献をしながら、恵那でしかやれないことをやりたいと思い、できることを探していました。その中で、知り合いから勧められたのが消防団です。勧められた翌日にすぐに消防団に連絡してお話を伺い、“面白そう”と思って入団を決めました。

Q2 消防団の活動のどの部分が“面白そう”と思われたのですか。

 消防団の活動の幅の広さです。私は、車のマニュアル免許やバイクの免許を持っていて、ドローンもやったことがあります。消防団は、これらのことをすべて活動の中でやれます。この“やれることの多さ”に惹かれました。

Q3 恵那市には女性消防隊がありますが、分団に入団されたのはなぜですか。男性ばかりの環境でとまどいはありませんか。

 入団前に、女性消防隊の方にもお話を伺ったのですが、女性消防隊は広報の活動が中心とのことで、私は、消火も含めて色々な活動をしてみたいと思い、分団を選ぶことにしました。
 分団は、現在、男性ばかりの環境ですが、快く受け入れてくださっています。怖いということもないですし、柔らかい雰囲気で、和気あいあいとしています。若い人も多いです。

Q4 仕事との両立は無理なくできていますか。

 私の場合は、会社役員という立場上、時間に融通が利くこともあり、仕事との両立は無理なくできています。会社の従業員の方も、私の消防団活動を応援してくださっていています。

Q5 入団して消防団に対するイメージは変わりましたか。入団してよかったことについても教えてください。

 消防団は飲み会が多いイメージを持っていたのですが、あまりないです。これまでに飲み会は、私の歓迎会の1回だけで、お酒を飲む人も少なかったです。
 入団してよかったことは、多くの人と仲良くできることです。分団の人だけでなく、元分団員の人、他の分団の人など、消防団活動で、色々な人とつながりができてうれしいです。

Q6 消防団に入団されて4か月ですが、これからどんな活動をしていきたいですか。

 ポンプ車の運転、ドローンの操作…やれることは何でも挑戦していきたいです。操法大会にも出場したいと思っていて、来年の操法大会に出場できるように、今、一生懸命運動しています。

Q7 最後に、消防団で活動したいと思っている女性にメッセージをお願いします。

 これまで4か月活動してきて、意外に女性でも無理なくやれるなと感じています。
 部活のような雰囲気で楽しく活動できていますので、男性が多いという環境が気にならなければ、ぜひ、分団への入団を検討してみてください。